宗原愛の官能の世界
宗原愛の官能の世界
ようこそ。宗原 愛の官能の世界へ。

私(わたくし)は皆様を官能の世界へ導くお手伝いをするナビゲーターの宗原 愛(むねはら あい)と申します。

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注)【宗原 愛の官能の世界】で紹介する作品はすべてフィクションです。
実在する人物・団体・地名・出来事・その他名称とは一切関係ございません。
本作品について
―あらすじ―

主婦と「近藤さん」。
男と女の情事が始まろうとしているその時、主婦の中にもう一人の自分が現れた・・・
作品名 逗子ニュータウン妻たちの情事 第3巻
作者名 高宮あやの

黒いパンツの中が縦に盛り上がる大きさに、顔が赤くなる自分の姿をもう一人の私が話しかけてくる・・・

「大きい?触らないの?その指で下からなぞってみて・・勇気をだして楽しまなくちゃ・・彼のテンションが冷めてもいいの?帰っちゃうかも?!」

子供の頃から、両親に怒られることも逆らうことも特になく、いわゆる反抗期すら感じる事もなかった。

考えてみると自ら何かをしたいと思い、感情を表に出す事も、声に出す事もなかったようだ。

なぜ?

そんな自分への問いかけにもう一人の自分がまた語りかけてくる。

「ねぇ、あの夏の事憶えている?ほら私が12歳?小学校の6年生の頃?従兄の兄弟の家に遊びに行った時のこと!3週間だっけ?泊まりがけで行ったじゃない。
あれは確か、妹がいつ生まれるかわからないから・・

『この夏は叔父さんのいる茨木の海岸町に行ってなさい・・お姉さんになるんだから、なんでも一人でできるようになってきてね!』

って行かされたよね。」

そうだ・・そうだった。

「何で私を急に一人にするの?」

急になぜ、思い出したのだろう?

あの夏の3週間は脳の一部でオールロックされていた。
しかし今、解除されたように色々な事とが頭をよぎる。

また目の前にいるもう一人の私も、幼少期のたった一人の親友だったはずなのに、しまい込んでしまったのはいつからだろう?

照り返す頭上の太陽と青空に羽を大きく広げて泳ぐトンビと、狂い鳴く、蝉の声。
そんなひと夏の体験はずっと思い出さないようにしたロックされた時間。

「へ〜女っておもしれえな〜」

なんて野蛮な従兄の健一。

男兄弟で年が少し離れた中学生の兄の健一は、目の前の私に興味しんしん。
東京から来たというだけで、まわり近所の友達が冷やかしに来るたび、見世物のように連れ出した。

嫌そうな私を見て気の毒になったのか、弟の健二はお兄ちゃんに見つからないように私を連れ出す、やさしい2歳年上だった。

海や町や、裏山に魚や木の実に目を丸くしては不思議がる私を、お兄ちゃん気取りで連れ出してくれた。
むろん兄に見つかると、殴られては、ふてくされる。

何日か過ぎた日の事・・・

「おい、裏山の山小屋に薪を取りに行くから、お前も手伝えよ!」

と兄に言われ、弟の健二はどこかと?目で探す私に

「健二は、先にいってるよ」

と静かに笑った・・・

こんな嫌な態度も他人じゃないのだから。
と子供ながらにどこか信用していたのだろう。

木の根を利用して作った、いくつもの階段を15分ぐらい上がった所の雑木林に何度も来ているのか、まるで基地のような塀や遊具が置いてある。

「ここは俺たちが小さい頃から遊んだ、秘密基地差」

「家出した時は、たいていココにいたな〜」

一人で黙々と話す健一の後ろで健二の姿をみつけた!・・・と思ったら小屋から出てきたのは、何度か会ったことのある健一の先輩。

「遅かったな!」

「入れよ〜」

何?
何もわからなかった・・・・小屋に入れられた私を見張るかのように兄は外で監視役にされ、バツが悪そうな顔をしている。

そして、私は山小屋の中へ閉じ込めさせられた。

「黙れよ!声を出したら殴るぞ!」

一枚一枚脱がされる服に怖くて声も出せない。

クスクス笑う声はもう一人いる。

薄暗い小屋の中に、いったい何人の声がしたのだろう。

「いいのかよ?健一の親に見つかったら殺されるぞ」

「こいつは明日、東京に帰るらしいから大丈夫さ。」

体も声も心もここからロックされてしまったのだ・・・・

裸にされた私はやはり、この街に来た時からおなじ眼でみられた、見世物以上の目で3人の男子にさわられた。

まだふくらみかけた胸も広げられた両腿からみえる陰部も・・・いま思えば、興味を抑えきれない年頃の島育ちの男の子だ。

藁でできたレジャーシートのような上に抑えつけられながら「や〜」と泣き出したときドアの前で健二の声がした。

「父さんがこっちにくるよ!」

慌てて健一や友人が一言も言わずに逃げ出した。

その場を立ち去る健一は

「健二・・お前がやったんだぞ!」

と、汚い言葉を吐き出した兄に黙って下を向く、健二のうっすら赤くなる目をを思い出した。

「だいじょうぶ?・・・・・痛い?」

「動けない・・・」

私を見ないように話していた健二だったが、出来るだけ見ないように近寄ってきた。
横たわったまま動かない私の身体を起きあげた瞬間、どちらともなく抱き合い涙した私に・・

「大丈夫だよ。僕がそばにいるから・・・」

頭を何度も何度も撫でてはようやく震え始めた私をも一度、力強く抱き寄せた。

その時、止まった心臓は息を吹き返したように動き出し、全身が熱く、初めての感覚を記憶する。

抱き寄せられた胸の中で秒針の音よりも早い速度で健二の心臓が聞こえた。

おでこに、頬に、そしてブラウスのボタンを手で何度もかけようとしては失敗し、難しい顔をする健二の顔に「ふっ!」と噴き出した、笑い始めた私は、彼にキスをした。

少女マンガに描かれるキスのように・・・・

時が止まった、誰もいない島にかわった瞬間だった。
健二の手は私の胸をつつみ、脇から寄せられた乳首を優しくなぞる・・・

宝物を触るかのような落ち着いた、優しい声に生まれて初めて癒された、初恋の思い出だった。


「・・ねえ思い出したでしょ。あの時と一緒でしょ!自分から優しい気持ちになってみて・・ずっと大人になった女である事に満足しなくちゃ!
そこからすべてが変わっていくはず・・・今のココロは限界でしょ。壊れる前に一歩前に勇気を出して・・・」


小刻みに震える手は、彼のパンパンに膨らんだズボンのチャックに手をのばしている。
少しずつチャックを下し始める私の後頭部をやさしくなでる彼の視線は私の顔だけを見ている。

男は女を満足させる事!満足していく顔を見て感じる事は、誰もが一度は耳にするが、女もどんな顔で感じているのか?もちろん気になるはず?

最後のボタンを外した瞬間、ビックリ箱から出てきたかのような大きさを見た瞬間
まるで本当にかれのモノかを確認するかの様に顔を見上げてしまった。

「ごめん、興奮しすぎだよね」

そんな事はない・・・

ズボンを床に落とし、パンツの上からそそり立つそのものに顔をうずめた。
熱く脈をはっている、別の生き物が私に見られるのを待っていた。

見て感じるのは男だけの満足度だけじゃない。
お互いが精神的にも肉体的にも満足し合えるよう口を作られたんだ。

やさしい言葉で人を癒し、口で行う事で相手を思い、癒す事ができるため、いつの時代も全世界の男女に与えられた満足感。

私がわたしである事と、本当の私を知るため時間を楽しまなくちゃ。

パンツの上から舌で舐めはじめた瞬間

「あっ・・」

彼の声にもう止まらない感覚がわたしを変えていく・・いやらしく。


【逗子ニュータウン妻たちの情事 第4巻につづく】

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